身体哲学ファイルLOGOシリーズ「傾舞(kabukumai)」花放hanahana

身体哲学ファイルLOGOシリーズ「傾舞(kabukumai)」花放hanahana

ダンサーJUNの傾舞(kabuku mai)への想い⇒コチラ

シンプルな構成、毎回与えられるロゴは、

僕のパフォーマンスに対する情熱と極意を一つ一つ形にしたものです。

今、傾舞(KABUKU-MAI)唯一の定期公演、

純粋な傾舞(KABUKU-MAI)が体験できる唯一の機会です





With very simple dance composition, a logo given each time is to express my

passion against my performance and to show the secret of my dance, which is called

Kabuku-mai.

This is an only regularly-scheduled Kabuku-mai's performance and an only





Sho 笙 / 井原季子 TOKIKO IHARA

Mask of Noh 能面協力 / Hayashi Toushun 林桃春

DANCE/ 傾 舞(kabuku mai )  JUN


PLACE:AManTo天然芸術研究所 (AManTo EART LAVOLATRY)
大阪市北区中崎西1-1-18
1-1-18 Kita-ku Nakazakinishi Osaka Japan

…地図  http://ow.ly/ZzGk301RrPo

…home page http://amanto.jp/index.php/groups/tengei/

OPEN: 19:00

DOOR: 19:30


FEE: 2000円


電話予約でワンドリンクサービス
Telephone being reserved serves the one drink.          

06-6371-5840 





鳳笙奏者 井原季子TOKIKO IHARA

【笙】 (japanese Shinto pipe organ flute)


和歌山高野山の守護である丹生都比売神社にて巫女舞の修練中、笙と出会う。豊英秋氏、東康弘氏に師事。日本の伝統文化と精神性、そして世界に根ざした普遍性を探求しながら宇宙の根源となる音の表現を目指すべく日々研鑽を重ねつつ、国内外・寺社仏閣での奉納演奏をは じめ、様々なアーティストとの合奏を行う。

Tokiko IHARA first received training in ceremonial dance at Niutsuhime Jinja, the guardian shrine of Mount Koya, and temple of ascetic practice. She studied with Hideaki Bunno and Yasuhiro Higashi. She seeks the expression of light and sound, sources of the universe, exploring Japanese traditional culture and the spirituality and universality with roots across the world. Her performances are dedicated to temples and shrines, domestically and overseas, and often in collaboration with other artists and musicians.




 


【傾 舞 kabuku mai】とは

傾舞とは「武+舞+奉+禅」の4つの漢字であらわされるコンセプトを持つ

JUN独自の思想を元にしたコンテンポラリーダンス

技術的には、日本人独自の身体操法に着目し「双 軸」(2本のセンターを

駆使して踊る)など数多くの体系を持っている。

面白いことに、日本人独自の運動を探求するため

彼は環太平洋の島人達に共通の動きを見出し、海洋民族の身体性を研究。

この思想と技術を纏め上げた。

Kabuku mai is a contemporary dance based on Jun's original philosophy

which can be expressed by four Japanese characters, BU (martial art), MAI (dance),

HOU (dedication to god) and ZEN (the way of meditation in Buddhism).

Technically speaking, he focused on Japanese traditional physical movement as

Soujiku (= biaxiality. Dance using 2 centers in body.) and other systems.

He seeked for Japanese original movement and found the same style

in island people of Pacific Rim countries.

He kept researching for the physical characteristics in maritime

people and organized the consiousness and skills all together.


HOME PAGE of JUN →http://amanto.jp/jun

<花放 HanaHana>

花は HANAと読む。
放たれるも、HANA
離れるも、HANA

花とは、放たれる所であり、離れてしまった懐かしい所という意味からきた言葉。

6億年前、まだ、植物と我々動物が分かたれていなかった頃のお話。

天地の声を聞くために植物は厳しい自然環境の中、地上を目指した。
それは、地上楽園を作るための壮大な自己犠牲と奉仕の活動だった。

地上で酸素が増え、十分な大気が生まれると今度は動物達が植物の後を追うように地上を目指した。

植物は動く事ができないが天地に向かって立ち上がり、花を咲かせるようになる。
すると、花は天地の声を十分受け取り、その声を蓄える事ができるようになった。
だから花は歌わないのだ。

花は実を実らせ、根はたっぷりと栄養を蓄え、彼らはその体を動物達に与えた。
だから花は泣き叫ばない。

なぜ、植物達はそんなに献身的なのだろう。
なぜ、花たちはそんなに達観しているのだろう…。


こんな創生の物語がある。

植物はその膨大な記憶の中に過去の天地から教わった物語を記憶しているというのだ。
そして彼らには死の概念がなく集合霊として永遠を生きることができる。


ただし、それは、彼ら植物達が、食べ物として刈られる時でも、
ちゃんとした祈りを捧げてもらえればの話。
その合図があれば、花の命は周りの植物に移り、引っ越す事ができるから。

長い間、動物と植物は友人関係ではあったが、祈ってもらう事はなかった。
長い長い時間、植物達は見返りを期待せずひたすら自らの身体を与え続けた…
いつか祈りを捧げ感謝して食べられる日を夢見て…

そんな中最も長生きをした植物がトネリコの木だった。
その幹を天地を貫き、この星の全てを見渡す事ができるまで育った。

ある日、祈りを捧げる事のできる知恵を持った動物が現れた、トネリコの麓にやってきた。
その動物は、他の生き物と違い、移動できるのに天地に向かってスラッと立つことのできた。トネリコの木は彼らを「2本足の国の人々」と呼んだ。

2本足で立ち天地を体で感じる事ができるその種族は
それはトネリコと同じくこの星全部に想いを馳せる事ができる初めての動物種だったのだ。

木の精霊の王トネリコとの違いは、「2本足の国の人々」は、1つの身体に1つの命しか持っていない事だった。

だからなのか「2本足の国の人々」は、トネリコから見て、非常に怖がりで、怒ったり、泣いたり、悩んだりするまだ幼い生き物だった。

非常に寿命の短い大抵の「2本足の国の人々」は、天地に向かってスックと立ってはいるけれど、植物のように自分の身体意識を中空にして天地に明け渡せる前に寿命が尽きてしまう。
大地に降りそそぐその膨大な知恵を受け取る事ができない、
トネリコは言った

「あなた方はどこまでも歩いていける、でも、そんなことでは君たちが何かを決める時は考えないといけないんじゃない?」

トネリコには「2本足の国の人々」は大変中途半端な存在に思えてならなかった。
世の中がどうなっていくのか全てをしっている植物達を
「2本足の国の人々」はこう呼んだ…

「根のある国の人々」

「2本足の国の人々」はある時「根のある国の人々」にこう言った。
「あなたは何でも知っている、でもそんな事では、何のために何でも知っているのか考えられないんじゃない?」

「2本足の国の人々」には「根のある国の人々」大変中途半端な存在に思えてならなかった。

あまりに強い向上心は「根のある国の人々」を賢くした、
日々天地を感じて瞑想しているうちについに動く事を忘れてしまったという。


「根のある国の人々」の「知恵」

「2本足の国の人々」の「行動力」

それは6億年前、将来助け合うために進化の袂を分かたれた魂の兄弟だった事はもう誰も覚えていない。

寿命の短い「2本足の国の人々」は、「根のある国の人々」と違い、歌と踊り生み出した。それを使って神話を語り継ぎこの約束の存在を伝えてきた。

「3人の女神が知っている、
泉の袂で交わされた
誓いにも似た約束を…

ヨールリヨルリヨヨルリリ
ヨールリヨルリヨヨルリリ

未来の事は花に聞け…
昔の事は石に聞け…
世界の果ては風に聞け…

ヨールリヨルリヨヨルリリ
ヨールリヨルリヨヨルリリ 」

今、花も人も石も風も、我々は力を合わせて地球を進化させねばならない
版そう、伝える時代は終わった。あなたが番がやってきた。

この日、この夜、経度135度30分 緯度: 34度42分、天人天然芸術研究所で
あなたは神話の解凍を体験する…

遠い昔、生き物全部が取り決めた約束が再起動するために…


「幼い事の約束と
ずっと貴方を待っているよ

天まで届くトネリコの木の下で 」