S U R G E  

surge

身体哲学ファイル LOGO シリーズ
Dance&Sound Phenomenon vol.12


SURGE







LOGOシリーズも、はや12回目
シンプルな構成、毎回与えられるLOGOは僕のパフォーマンスへの
情熱を支える言葉と極意を一つ一つ形にしたものです。


今月はjunのDVD発売を記念して
(関東方面のみ、他の地区の方しばらくお待ちください!)
特に人気の高かったLOGOを再演することが決定しました。


悩んだ末、数多くのLOGOの中から2004.7/3 に初演され、
大絶賛された「 surge 」を選びました。
logoでの再演は滅多になく非常に稀な機会です。
是非お見逃しなく!


さらに、ファンの皆さんに朗報!!
logoシリーズにスタンプカードを配布…スタンプ3個で1枚、
「JUNの傾舞の特製DVD」を、もれなくプレゼントさせてもらいます。


この2年の間といえば、僕の人生の大きな転換期になった時期だったと思います。
当時はまだ、傾舞(kabuku-may)のコンセプトも十分に固まっていなかった頃
まさしく日々精進の時代でした。
内容は前回と全く同じではなく、僕の今中にあるSURGE を中心に
再構成され、この2年を凝縮した形でお届けします!


この僕の研究と努力、そしてあふれんばかりの情熱を、とくとご覧ください!


2006. 3/4
open 19:00
start 19:30

sound kan-sha (感 謝)
body   JUN

当日2000円
予約 1drink サービス
チケット/電話予約06-6371-5840
    Mail予約anmanto@yura-ism.com [logo予約係]

公演後交流パーティあり(会費なし、通常オーダー)






<解 説>

S U R G E

当時、僕が公演に際して、公表した文書を以下に掲載させていただきます。
2年まえみられた方、今回初めての方、
今この瞬間の「SURGE」を体験するときが来ました


今回は東京から「感謝」のメンバーをお迎えして行います。
僕自身も本当に楽しみです。
では会場でお会いしましょう!






「SURGE」劇場でのSURGEとはなんだろうか
いや劇場とはそもそも何なのか?
大波、波動、感情の高まりを示すSURGEは間違いなく
高いエネルギーの集積を指す
情熱、感動、興奮など劇場は表現活動のSURGEの集積地だ



例えば人の集まる偉大なSURGEに聖地というモノがある
これは大地や天と人が繋がるために祈り続けられてきた場所
大いなるものと繋がるための聖なる装置としてのSURGE
これらを私は「ゆるがないSURGE」と呼ぶ


そこからすると当然「ゆらぐSURGE」というものが考えられよう
ゆるむこと揺らぐ事によってその内部を浄化、代謝
場をニュートラルにするSURGEだ




ゆらぐものとゆらがざるものこの両軸の存在こそ重要なのだ




「ゆるぎないSURGE」から誕生するものは、普遍性をもつ
世代をこえて継承されうる事象…宗教、文化、アート、EART…
聖地が誕生から進化してミーム(文化の遺伝子)を放出する

「ゆらぐSURGE」は、祈りが続けられることによって場が形成される
そこはミームを放出しつづけ未来に聖地と呼ばれる可能性を得る
長い時間と多くの人の情熱と熱意が必要となるのだ


伝説、神話というものがある これはその両軸の交点に生ずる
これらは生まれるものだがそれは語られる事で神話足りうる
人に意識され伝承する事でその本来の機能を回復する
学校や教育という言葉が派生する以前
このコミニティーの共有認識こそすべてだった
人々は自然とかかわり どう生きていったらいいかを学んだ
神話は生きていた…
揺らぐものと揺らがざるものの交差点で生き方を制することは
すべての人が尊敬される老人となって死んでいけた事を示したのだ


劇場は昔、この両義のSURGEを内在したものだった
劇場は祭りの場であり、神話と伝説が生まれる場
人生を学び、生き方を変える(進化さす)場だった



ある時、演じる側と演じられる側に場のSURGEが分断された
あの日、劇場の大地性が死んだ
神話は伝承となり伝聞となり果てる
もはや飾られる事によってしか力と輝きを保てなくなる
時間を超越した共時性は失われ、演出家の力を借りて
心を伝えなければならなくなった
表現はタイムラグを経て広がるしかなくマスメディアが生まれる
人々の興味は新鮮であることより斬新で在ることを求めるようになり
流行と経済が場の大地性に取って代わられた…



伝統芸能と流通芸術この二律背反を乗り越える弁証論的方策は…





「SURGE」





場の幾何学形態を再構築する大いなる実験が始まる。


劇場は現代の聖地となり得るのだろうか?
これは神話であり実験であると同時に貴方自身が時代の証人者となる…


2004 7/4 JUN






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